120年に一度の竹の花画像!不吉な噂の真相と一斉枯死の謎
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花が受粉を終えた後に実を結ぶのが、世にも稀な「竹の実(ちくのじつ)」、別名竹米(ちくまい)と呼ばれる種子です。楕円形で麦や玄米に似た硬い殻に包まれており、かつて飢饉に喘いだ日本の農民にとっては、まさに命をつなぐ救荒食物でした。
では、気になる竹の実の食用と味は実際どのようなものなのでしょうか。実際に採取して調理・試食した研究者や愛好家の記録によると、その風味は「胚芽米やライ麦に近く、やや野草特有のエグみと粉っぽさがあるものの、十分に主食として成立する味覚」と評価されています。古文書には、竹の実を粉に挽いて団子にしたり、粥に混ぜて炊き上げたりして糊口をしのいだ克明な記録が残されています。
しかし、人間にとって恵みの食料となった竹の実は、前述の通り自然界の小動物にとっても極上のご馳走でした。山林一面に降り注ぐ高カロリーな種子は野ネズミの繁殖力を極限まで高め、結果として作物の壊滅的被害をもたらすという、歴史の皮肉を生み出す要因となったのです。