宇宙人の本物映像は実在するのか?米国防総省Uapと流出動画の全真相
宇宙人の本物映像は実在するのか?米国防総省Uapと流出動画の全真相に関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
2020年代以降、SNSの普及と高解像度スマートフォンの普及によって、目撃情報はより生々しい形で拡散されるようになりました。その代表例が、2023年9月に開催されたメキシコ議会の公聴会における「宇宙人のミイラ公開」です。
ジャーナリストのハイメ・マウサン氏らが提示した2体の遺体とされる物体は、体長約60センチ、頭部が前後に長く、手足の指が3本という異様な外見をしていました。「ペルーの珪藻土層から発見された1000年前の非人類の遺体」と主張され、CTスキャン画像やDNA配列のデータまで提示されたことで、朝日新聞globe+など世界中の大手メディアが現地取材に動く大騒動へと発展しました。
しかし、ペルーの法医学研究所や考古学界による詳細な科学鑑定の結果、このミイラは「人間の頭蓋骨の一部、動物の骨、植物由来の接着剤を組み合わせて精巧に偽造された工芸品」であることが暴かれました。科学的な装飾を施すことで、信憑性を偽装した典型的な事例といえます。
また、2023年4月に発生した「ラスベガス裏庭エイリアン騒動」も記憶に新しい事件です。自宅の裏庭に何かが墜落し、「フェンスの向こうに2メートルを超える緑がかった巨大な生物がいる」と家族が911番通報した現場映像が公開され、警察のボディカメラ映像とともにネット上を駆け巡りました。
騒動から1年が経過した検証報道では、防犯カメラや家族が撮影した映像の暗部を専門家が最新の画像補正およびAI画像解析で検証した結果、宇宙人と騒がれていた影は「木々の枝葉の重なり、フェンスの陰影、手ブレによる光学的アーティファクト」に過ぎず、物理的な生命体の姿は存在しなかったことが立証されています。
講談社「マネー現代」でジャーナリストの片岡亮氏がレポートしたように、軍事施設から流出したとされる「宇宙人の骨の写真」なども定期的に好事家の間で取引されますが、その実態は既知の奇形標本、獣骨の加工品、あるいは特撮用プロップの横流しであることが大半を占めています。