アルミとステンレスの見分け方!磁石と比重で失敗ゼロの一発判別術
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金属工学の基礎データに立ち返ると、両者の差異は数字の上でも歴然としています。以下の比較表は、プロの現場で用いられる判定基準と物理的特性をまとめたものです。
項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価比重(密度)アルミ:約2.7 g/cm³
ステンレス:約7.9 g/cm³ステンレスはアルミの約2.9倍重い持ち上げた瞬間の触覚で判定できる最も信頼性の高い一次選別基準。磁性の有無アルミ:完全非磁性(0%)
ステンレス:鋼種により0〜100%吸着磁石吸着=ステンレス確定
磁石無反応=アルミまたはSUS304磁石がつかない場合の過信は禁物。他の判定法との併用が必須。熱伝導率アルミ:約200〜236 W/(m·K)
ステンレス:約15〜16 W/(m·K)アルミはステンレスの約14倍熱を通しやすい氷を直接当てるとアルミは数秒で急速に冷え、ステンレスは冷えが遅い。表面硬度(HV)アルミ:HV 20〜100程度
ステンレス:HV 160〜250以上ステンレスの硬さはアルミの2〜3倍以上金属ヘラや硬貨で擦った際の耐傷性テストにおいて一目瞭然の差が出る。スクラップ買取相場アルミサッシ:220〜310円/kg前後
SUS304屑:180〜240円/kg前後為替・国際市況により変動するがアルミ系が高値安定混入があると「ダスト混じり」として買取単価が大幅下落するため分別必須。
このデータ群が示す通り、アルミとステンレスの比重には約2.9倍という埋めがたい開きがあります。たとえば、同じ体積(10cm四方の立方体)を用意した場合、アルミが約2.7kgであるのに対し、ステンレスは約7.9kgに達します。手で持ち上げたり台所用キッチンスケールに載せたりするだけで、物理法則に基づいた完璧なスクリーニングが完了する理由はここにあります。