布引の滝への行き方完全ガイド!新神戸から徒歩数分の真相と服装対策
今注目を集めている 布引の滝への行き方完全ガイド!新神戸から徒歩数分の真相と服装対策について、多角的な視点をご紹介しています。
一般に「布引の滝」と呼ばれていますが、実際には上流から順に雄滝(おんたき・落差43m)、夫婦滝(めおとだき・落差9m)、鼓ヶ滝(つづみがたき・落差8m)、そして下流の雌滝(めんたき・落差19m)という4つの滝の総称です。滝ごとに漂う空気感と運動強度はまったく異なります。
新神戸駅の登山口を出発して、整備された舗装路を緩やかに登ること約5〜8分。最初に眼前に現れるのが雌滝です。端正で穏やかな白糸のような水流が岩肌を滑り落ち、滝壺の周囲にはマイナスイオンに満ちた静寂が広がります。ベンチも整備されており、散策初心者でも息を切らさずに到着できる憩いの空間です。
しかし、ここからが「布引の滝 所要時間」の認識が分かれる分岐点となります。雌滝から階段を引き返し、主峰である雄滝を目指すルートに足を踏み入れると、道は一変して連続する急勾配の石段へと姿を変えます。鼓ヶ滝、そして二筋の水流が一つに交わる夫婦滝を横目に登り続けること約10分。駅を出発してから合計約15〜20分で、岩壁を豪快に切り裂いて落ちる雄滝の滝壺前に到達します。
雄滝の落差43メートルから叩きつけられる水しぶきと轟音は、都市のすぐ裏山にいることを完全に忘れさせる圧倒的な迫力です。平安時代の貴族がこの地で歌枕を詠み、修行僧が身を清めた歴史の重みが肌に伝わってきます。滝壺の脇には昭和レトロな佇まいを残す「雄滝茶屋」が構えており、滝見の特等席で名物の飲み物や軽食を楽しみながら一息つくことができます。
さらに健脚なハイカーは、雄滝茶屋の脇から続く急登を登り、「みはらし展望台」を経て国の重要文化財である布引貯水池(布引五本松ダム)を目指します。日本最古の重力式コンクリートダムとして知られるこの貯水池までは、新神戸駅からトータルで約30〜40分。周囲の深い森とエメラルドグリーンの水面が織りなす絶景は、登り切った者だけが味わえる特別なご褒美です。