昭和の業界用語クリソツの正体とは?令和カルチャーと響き合う歴史

昭和の業界用語クリソツの正体とは?令和カルチャーと響き合う歴史についての疑問解決ガイドをご紹介します。

クリソツという単語が最も幸福な居場所を見つけたのが、ものまね文化のフィールドだ。80年代後半から90年代にかけて高視聴率を連発した『ものまね王座決定戦』などの特番において、審査員や司会者が放つ「ご本人にクリソツ!」という叫びは、単なる類似を超えた最大級の賛辞として機能した。

この熱量は、新宿の老舗ものまねショーパブ「そっくり館キサラ」のような現場へもダイレクトに受け継がれている。キサラのステージに立つパフォーマーたちにとって、クリソツであることは芸の出発点であり、同時に観客の笑いを引き出すための強烈なフックでもある。本物と偽物の境界線が曖昧になる瞬間の快感、その狂騒を表現する言葉として、「クリソツ」ほど的確で小気味よいフレーズは他に存在しなかった。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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