ゴルフスイング連続写真で解剖!曲がらず飛ぶプロの真実と最新理論
ゴルフスイング連続写真で解剖!曲がらず飛ぶプロの真実と最新理論の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。
近年のスマートフォンカメラの長足の進歩により、一般ゴルファーでも練習場で自分のスイングを毎秒240フレームのスロー動画や連続写真として手軽に撮影・記録できるようになりました。SNSやゴルフ掲示板、Q&Aコミュニティでは「自分のスイングをプロのコマ送りと重ねて比較した」という投稿が日々数多く寄せられています。
しかし、取材現場でティーチングプロやクラフトマンに話を聞くと、この「手軽なセルフ撮影」が思わぬ落とし穴を生んでいる実態が浮き彫りになります。SNS上の投稿を精査すると、次のような切実な悩みが散見されます。
「プロの連続写真を見て、インパクトで腰が45度開いている形を真似しようとしたら、腰痛になった上に猛烈なスライスしか出なくなった」
「ハンドファーストの形を作ろうと手首を固めて打ったら、ボールの頭を叩くトップやシャンクが頻発し、スコアが120まで後退した」
なぜ、写真通りのポーズを作ろうとするとスイングが崩壊してしまうのか。ツアープロのコーチを務める指導者は次のように指摘します。
「連続写真は、一連の激しい動的運動の中の『結果として通過した1コマ』に過ぎません。プロはインパクトで腰を開こうと力んでいるのではなく、切り返しで地面を蹴り、クラブの遠心力に引っ張られる中で、バランスを保った結果としてあの美しい形が写っているのです。結果の形だけを静止画から切り取って筋肉で固定しようとすれば、身体のしなりや自然なリリースが阻害され、スイングの運動連鎖が破壊されるのは当然です」
静止画としての「形」を模倣するのではなく、コマとコマの間に何が起きているのかという「力の方向と重心の移動」を読み取ることこそが、連続写真を活用する上での大前提なのです。