萩原健一と水谷豊の絆と不仲説の真相|傷だらけの天使が遺した軌跡
萩原健一と水谷豊の絆と不仲説の真相|傷だらけの天使が遺した軌跡の要点を詳しく解説してご紹介します。
二人の関係の原点を語る上で欠かせないのが、1972年に放送が開始された刑事ドラマ『太陽にほえろ!』での出会いです。当時、ザ・テンプターズのトップアイドルから本格的な役者へと脱皮し、初代新人刑事・マカロニ役として鮮烈な存在感を放っていた萩原健一。その栄えある第1話「マカロニ最初の事件」で、犯人役の青年としてゲスト出演したのが若き日の水谷豊でした。
当時、劇団ひまわり出身で子役時代から確かな演技力を培っていた水谷豊の鬼気迫る芝居に、萩原健一は強い衝撃を受けたと後に述懐しています。現場での短いセッションでありながら、互いの感性が激しく共鳴した瞬間でした。この時の強烈なインスピレーションが、のちの日本ドラマ史を塗り替えるキャスティングへと直結します。
1974年、日本テレビ系で企画された『傷だらけの天使』の制作にあたり、萩原健一は自身の相棒となる「乾亨(アキラ)」役に水谷豊を強く推薦しました。制作陣からは他の候補者も挙がっていましたが、萩原健一の「アキラ役は水谷豊でなければやらない」という熱烈なこだわりが決定打となり、木暮修と乾亨という不世出のコンビが誕生することになったのです。