タッチアップペンの使い方完全攻略!小傷を目立たせないプロ技
タッチアップペンの使い方完全攻略!小傷を目立たせないプロ技に関する専門家の意見を詳しく解説いたします。
色選びの段階で妥協すると、どんなに丁寧に作業しても違和感を消せません。自動車のボディカラーは同じ「ホワイト」や「ブラック」でも車種や年式、グレードによって無数に調色されています。まずは運転席ドア開口部のBピラー付近やエンジンルーム内に設置されているカラーナンバー(車両型式プレート)を確認し、適合する塗料を特定します。
色番の確認が完了したら、次は仕上がりと耐久性を左右する下地処理に進みます。
傷口やその周囲に砂埃や油膜が残っていると、塗料が弾かれて密着不良を起こします。水洗いで砂を落とした後、シリコンオフ(脱脂)をウエスやマイクロファイバークロスにスプレーし、傷の溝の中まで入念に拭き上げてください。この脱脂作業を省略すると、どんな高級な補修材を使っても数ヶ月で剥落する原因になります。
さらに、作業箇所以外に塗料が付着する事故を防ぐため、マスキングテープによる養生を行います。傷の上下左右わずか0.5ミリ程度を残して四方を囲むように貼り付けることで、余計な箇所への塗膜付着を物理的に遮断できます。