砂肝はどこの部位?実は胃だった!食感の秘密と下処理・栄養を徹底解剖
砂肝はどこの部位?実は胃だった!食感の秘密と下処理・栄養を徹底解剖に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
家庭で砂肝を劇的においしく仕上げるための絶対条件が、「銀皮(青白く光る硬い筋膜)」の適切な処理です。プロの厨房で行われている最も無駄がなく簡単な下処理手順をステップ形式で解説します。
砂肝をまな板に置くと、2つの膨らみが中央のくびれた白い筋で繋がっている構造が確認できます。まずこの中央の溝に包丁を垂直に入れ、左右2つの塊に切り分けます。切り分けたそれぞれのブロックの外側に張り付いている、青白く硬い膜が「銀皮」です。
銀皮を引く際のコツは、魚の皮引きと全く同一です。砂肝の平らな面を下にして置き、銀皮の端に包丁の刃先を浅く入れます。刃の峰側をわずかに寝かせ、刃をまな板と平行に保ちながら、包丁を前後に細かく動かしつつ、反対側の手で端の肉をしっかり押さえて削ぎ取ります。多少肉が銀皮側に残っても神経質になる必要はありません。削ぎ落とした銀皮はコラーゲンを豊富に含むため、捨てずに熱湯で茹でてポン酢と小ネギで和えれば、立派な一品おつまみ(銀皮ポン酢)へと昇華します。
銀皮を取り除いた赤身の筋肉部分には、必ず2〜3本の切れ込み(隠し包丁)を深さ半分程度まで格子状に入れます。この切れ込みによって厚みのある筋肉の中心部まで素早く均一に熱が通り、噛んだ瞬間に繊維が心地よくほぐれる「サクッ、コリッ」とした理想の食感が生み出されます。最後に、ボウルで砂肝に小さじ1程度の料理酒とひとつまみの塩を揉み込み、ペーパータオルで浮き出たドリップ(水分)を徹底的に拭き取ることで、内臓肉特有の微細な臭気は完全に消失します。