新生児の頭の大きさに不安な親へ|平均値と成長曲線から読み解く真相
新生児の頭の大きさに不安な親へ|平均値と成長曲線から読み解く真相の重要ポイントをお届けします。役立つ情報がチェックできます。
Q1:向き癖のせいで赤ちゃんの頭の後ろが絶壁や斜めに歪んでいます。将来の脳の発達に影響はありますか?
A1:寝姿勢による外圧で生じる頭の変形(位置的頭蓋変形症・斜頭症など)は、頭蓋骨の可塑性による外側の変形であり、脳実質の発達や知能に悪影響を及ぼすことは基本的にありません。ただし、首の筋肉の拘縮(筋性斜頚)が隠れていないか、あるいは縫合早期癒合症との鑑別が必要なケースもあるため、1ヶ月健診の際に医師へ相談し、必要に応じて理学療法やタミータイム(うつぶせ遊び)、適切なクッションの指導を受けると安心です。
Q2:1ヶ月健診で頭囲が成長曲線の上限(または下限)ギリギリと言われました。精密検査を急ぐべきでしょうか?
A2:上限や下限のライン上にあること自体は「正常域の端に位置している」という意味であり、それ単独で病気を断定するものではありません。医師から「要精密検査」の指示が出ず「様子を見ましょう」と言われたのであれば、母乳の飲みや体重増加、神経学的反射に問題がないと判断された証拠です。次回の健診(2ヶ月や3〜4ヶ月健診)でカーブの推移を確認すれば十分です。
Q3:新生児の頭を触るとペコペコと柔らかく窪んでいる部分があります。強く触ってしまったら脳に傷がつきますか?
A3:それは大泉門と呼ばれる骨の隙間です。骨がないため柔らかく感じられ、脳の拍動が直接指先に伝わってきますが、下層には強靭な硬膜や結合組織が存在し、脳をしっかりと保護しています。日常的な沐浴や洗髪、優しく撫でる程度の力で脳が傷つくことは絶対にありませんので、過度に恐れず清潔を保つケアを続けてください。