銀杏の食べ方決定版!レンジ裏ワザから安全な摂取量まで徹底解説
銀杏の食べ方決定版!レンジ裏ワザから安全な摂取量まで徹底解説を詳しくリサーチ! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。
拾ってきたばかりの果肉付き銀杏や、大量に手に入った生銀杏を美味しく消費するためには、衛生面と保存性を高める銀杏の下処理と下ごしらえ手順の確立が不可欠です。
オレンジ色の果肉(外種皮)には「ギンコール酸」などのアレルギー物質が含まれており、直接触れると激しい皮膚炎(かぶれ)を引き起こします。そのため、果肉取りの作業時は必ず厚手のゴム手袋を着用してください。バケツの水に数日間浸して果肉を発酵させて柔らかくした後、水中で果肉を揉み落とし、白い硬い殻(中種皮)を取り出します。その後、風通しの良い日陰で2〜3日間しっかり天日乾燥させることで、カビの発生を抑えられます。
大量の銀杏を鮮度を落とさずに楽しむなら、銀杏の長期冷凍保存方法が極めて優秀です。殻付きのままジッパー付き保存袋に入れて冷凍すれば約3〜4ヶ月持ちますが、よりおすすめなのは「下茹でして薄皮まで剥いてから冷凍する」方法です。
- 殻を割り、沸騰した湯でお玉の背を使って転がしながら茹で、薄皮を剥く。
- 冷水にとって色止めをした後、キッチンペーパーで水気を完璧に拭き取る。
- 金属トレイに重ならないように並べて急速冷凍し、凍ったら密閉袋に移す。
この状態で冷凍保存すれば約半年間にわたり鮮やかな翡翠色と豊かな風味をキープできます。解凍せずそのまま汁物や炒め物に投入できるため、調理効率が大幅に向上します。
ストックした銀杏の旨味を最大限に引き出すレシピが、秋の食卓の主役となる銀杏の炊き込みご飯の作り方です。研いだ米2合に対し、昆布出汁、薄口醤油大さじ1、みりん大さじ1、酒大さじ1を合わせ、塩ひとつまみを加えます。そこに下処理して薄皮を剥いた銀杏(20〜25粒程度)と、お好みで短冊切りにした油揚げやキノコを散らして通常炊飯します。炊き上がりにフタを開けた瞬間に広がる芳醇な香りと、お米の甘味を吸った銀杏のほっくり感は格別です。
東洋医学の観点からも、銀杏は古来より「白果(びゃっか)」と呼ばれ、咳止めや喘息の緩和、頻尿改善の生薬として重宝されてきました。現代栄養学においても、銀杏の栄養と健康効果には目を見張るものがあります。抗酸化作用に優れ粘膜を保護するβ-カロテン、コラーゲン生成を促すビタミンC、細胞の浸透圧を調整して余分な塩分を排出するカリウムが凝縮されており、秋から初冬への季節の変わり目に体調を整える滋養食として非常に理にかなっています。