迷言「ミニにタコ」の元ネタとは?田代まさし盗撮事件の真相と現在

迷言「ミニにタコ」の元ネタとは?田代まさし盗撮事件の真相と現在とはどのようなものなのか? 専門的な分析を簡潔に解説します。

「ミニにタコ」という言葉の直接的な元ネタは、2000年(平成12年)9月24日に発生した盗撮事件に端を発します。当時、トップタレントとして多数のレギュラー番組を抱えていた田代まさし氏は、東京都目黒区の東急東横線「都立大学駅」構内のエスカレーターにおいて、女性のスカート内を携帯用ビデオカメラで盗撮しようとしました。

被害者の背後に不審な動きで近づく田代氏の様子を目撃した一般男性がその場で現行犯として取り押さえ、警視庁碑文谷警察署へと身柄を引き渡しました。東京都迷惑防止条例違反の疑いで書類送検されたこの事件は、当代きっての人気コメディアンが起こした性犯罪として日本中に凄まじい衝撃を与えました。

世間の耳目を集めたのは、事件発覚から約10日後の2000年10月4日に開かれた釈明記者会見でした。詰めかけた無数の報道陣を前に、黒のスーツ姿で登壇した田代氏の口から飛び出したのが、以下の発言です。

「『ミニにタコができる』というタイトルのギャグ映像を作ろうとしていた」

本来、同じ話を何度も聞かされて嫌になる様を表す慣用句「耳にタコができる」と、女性の「ミニスカート」を掛け合わせたダジャレでした。自身の悪質な盗撮行為を「新作ビデオのギャグの撮影だった」と正当化しようとしたこの発言は、謝罪の場における前代未聞の珍妙な言い逃れとして、瞬く間に日本中へ報じられることとなりました。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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