ビタミンサプリは本当に無意味?専門家が暴く衝撃の真実とリスク
ビタミンサプリは本当に無意味?専門家が暴く衝撃の真実とリスクの詳細について、最新情報を取りまとめてご紹介します。
では、すべてのビタミンサプリを即座にゴミ箱へ投げ捨てるべきなのだろうか。答えは「NO」だ。問題は、対象と目的を取り違えている点にある。
厚生労働省の食事摂取基準や各国の公衆衛生ガイドラインが認める通り、特定の医学的状況下ではサプリメントが命綱となる。胎児の神経管閉鎖障害を予防するための妊娠前・妊娠初期女性に対する葉酸摂取。日光を浴びる機会が極端に少ない高齢者や完全菜食主義者(ヴィーガン)におけるビタミンDやビタミンB12の補給。あるいは胃切除術後の吸収不全患者に対するビタミン補給などだ。
予防医学の観点から見れば、サプリメントは「健常者が超人になるためのブースター」ではなく、「特定の欠乏症に陥った人をゼロ地点に戻すための医療ツール」に過ぎない。食事で十分な栄養が摂れている人が漫然と飲み続けるマルチビタミンは、体にとって過剰な代謝負荷となり、財布にとっては無駄な流出でしかないのだ。