海響館の最新展示を独占取材!巨大クジラとペンギン村の全貌公開
海響館の最新展示を独占取材!巨大クジラとペンギン村の全貌公開に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。
世界でも数体しか現存しない完全体に近いシロナガスクジラの骨格標本。これを下関の地に誘致・常設した「シロナガスクジラ骨格標本展示プロジェクト」には、幾多の技術的挑戦と研究者たちの執念が刻まれている。ノルウェー沖で捕獲された個体を精緻に復元し、骨の1本1本に至るまで解剖学的に忠実な角度で組み上げる作業は、数年がかりのプロジェクトだった。
骨格の足元に立つと、胸郭の巨大なアーチがまるで古代の神殿のように頭上を覆う。捕鯨の歴史とともに歩んできた下関という都市が、過去の歴史を受け止めつつ、未来の海洋資源保護へとメッセージを転換させる象徴的なモニュメント。骨格の関節部に施された特殊な免震ワイヤー工法など、日本の高度なエンジニアリング技術がこの展示を支えている点も見逃せない。