ひこばえは切るべき?放置の危険性と正しい剪定・残す判断基準を解説

ひこばえは切るべき?放置の危険性と正しい剪定・残す判断基準を解説の真相について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

園芸ビギナーが最も陥りやすい失敗が、接ぎ木苗における台木のひこばえ問題です。市販されている果樹(ミカン、リンゴ、ウメなど)やバラ、観賞用樹木の多くは、病気に強い「台木(野生種に近い強健な品種)」に、美味しい果実や美しい花を咲かせる「穂木」をつなぎ合わせて作られています。

幹の地際付近をよく観察すると、ぷっくりと膨らんだ「接ぎ木テープの跡(接ぎ目)」が確認できます。この接合部よりも下から生えてくるひこばえは、穂木ではなく台木の遺伝子を持った枝です。

台木は生命力が極めて強いため、ここから伸びたひこばえを放置すると、本来楽しむはずだった上の穂木が栄養を吸い尽くされて枯死します。数年後、立派に育った枝から咲いた花を見たら「買った品種と全く違う小さな花だった」「トゲだらけの野生種になって実がつかない」というトラブルは、造園・園芸相談の現場で後を絶ちません。接ぎ目より下の芽は、迷わず根元から完全に削ぎ落とす処置が求められます。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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