濃厚ギリシャ風に変身!水切りヨーグルトのプロ技と時短活用法

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ヨーグルトを語る上で欠かせない歴史的人物といえば、ノーベル生理学・医学賞を受賞した微生物学者イリヤ・メチニコフだ。彼が提唱した「ブルガリア地方の長寿論」から1世紀以上の時を経て、発酵の副産物に対する科学のメスはさらに深く切り込んでいる。

水切りを行う際、容器の底へ滴り落ちる黄金色の液体――ホエー(乳清)。かつては無造作に捨てられてしまうことも多かったこの上澄み液こそ、栄養学的な宝庫に他ならない。ここには水溶性の乳清タンパク質をはじめ、ビタミン、ミネラル類が凝縮された状態で溶け込んでいる。

乳清タンパク質は、体内に極めて吸収されやすいアミノ酸スコア100の優良物質だ。運動愛好家がプロテインパウダーとしてこぞって摂取する成分そのものである。ヨーグルトの固形分で脂質とカゼインを、抽出液で良質なホエーを。水切りというシンプルな作業は、一つの食材から異なる二つのプレミアム栄養源を取り出す高度な分別プロセスなのだ。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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