どん底から蘇る再生の聖地!赤猪岩神社の封印石伝説とご利益完全解剖
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赤猪岩神社の歴史と由緒を紐解く上で欠かせないのが、『古事記』の上巻に描かれる「因幡の白兎」に続く壮絶な神話です。因幡の八上姫(ヤガミヒメ)の愛を勝ち取った大国主神に対し、激しい嫉妬を燃やした八十神(ヤソガミ=異母兄弟の神々)は、伯耆国(現在の鳥取県西部)の手間山本(てまやまのもと)において残酷な計略を巡らせました。
兄神たちは「この山にいる赤い猪を上から追い落とす。お前が下で捕まえろ。もし逃せば命はない」と脅迫。そして山の上から転がり落とされたのは、猪ではなく火で真っ赤に焼き焦がされた巨大な焼石でした。大国主神は逃げることなく正面からこれを受け止め、全身を激しく焼き尽くされて落命してしまいます。
悲嘆に暮れた母神・刺国若比売(サシクニワカヒメ)が高天原の神に救いを求めると、遣わされた蚶貝比売(キサガイヒメ=赤貝の神)と蛤貝比売(ウムギヒメ=ハマグリの神)が母乳のような薬液を作り、大国主神の焼けた肌に塗り広げました。すると忽ち傷は癒え、以前にも増して麗しい青年神として完全な蘇生(再生復活)を遂げたのです。この類まれな生命力と奇跡の物語こそが、赤猪岩神社が「再起」「病気平癒」「現状打破」の絶対的な聖地とされる由縁です。