おかあさんといっしょ「おしりフリフリ」愛される理由と歴代歌唱の魅力

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「おしりフリフリ」が初めて世に出たのは、2005年1月の「月の歌」でした。当時の歌唱を担当したのは、第10代うたのおにいさん・今井ゆうぞう氏と、第19代うたのおねえさん・はいだしょうこ氏のペアです。番組の歴史の中でも屈指の歌唱力と表現力を誇った2人が、全身を使ってコミカルかつキュートに歌い踊る姿は、当時の子どもたちだけでなく育児に追われる保護者の心を一瞬で掴みました。

本楽曲の最大の強みは、作詞・作曲陣の卓越したバックボーンにあります。作詞を手掛けたのは人気絵本作家ののぶみ氏、作曲を担当したのは日本初の男性保育士シンガーソングライターとして知られる中川ひろたか氏です。現場で子どもたちと直接触れ合い、その反応を熟知してきた両名だからこそ生み出せた「言葉の心地よい反復」と「跳ねるようなメロディライン」が融合しています。

編曲を担当した赤坂東児氏によるブラスセクションを効かせた軽快なビッグバンド風アレンジも、楽曲のクオリティを単なる子ども向けソングの枠に留めない重厚なものへと押し上げました。歌詞に散りばめられたオノマトペ(擬音語・擬態語)と、リズミカルなお尻の動きが完全にシンクロする設計は、誕生から20年以上が経過した今なお色褪せない輝きを放っています。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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