海老一染之助・染太郎の現在と死因|正月を沸かせた兄弟の絆と軌跡
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現在、海老一染之助・染太郎の兄弟は二人とも他界されています。長年コンビを組み、お茶の間に笑顔を届け続けた名手の旅立ちは、芸能界のみならず日本全国に大きな喪失感をもたらしました。
兄の海老一染太郎(本名:村井正義)は、2002年(平成14年)2月2日、胃がんのため東京都内の病院で息を引き取りました。享年70(満71歳没)。染太郎は1990年代後半から体調を崩しがちでしたが、舞台やテレビカメラの前では常に朗らかな笑顔を絶やさず、入院直前まで扇子を片手に「おめでとうございまーす!」と叫び続けました。葬儀では多くの落語家や演芸関係者が駆けつけ、兄の早すぎる死を悼みました。
一方、弟の海老一染之助(本名:村井照雄)は、兄の逝去後もピン芸人として舞台に立ち続けました。兄の遺影や等身大パネル、あるいは兄の声をサンプリングした音源を携えて高座へ上がり、「兄の分まで回します!」と伝統の傘回しを披露。しかし2010年代に入ると高齢による体力の衰えから徐々にメディア出演をセーブするようになり、療養生活に入りました。そして2017年(平成29年)12月6日、肺炎のため都内の病院で静かに息を引き取りました。享年83。弟・染之助の訃報は、昭和・平成の正月演芸史における一つの時代の完全な終焉として、NHKをはじめ報道各社で大きく報じられました。