比を簡単にする超決定版!分数・小数の直し方と裏ワザを徹底解説
比を簡単にする超決定版!分数・小数の直し方と裏ワザを徹底解説にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
中学入試の算数や難関私立中の適性検査において、合否を分ける重要テーマとなるのが3つの比を簡単にする方法、とりわけ「連比(れんぴ)」の処理速度です。複数の情報から1つの統一された比を組み立てる力は、食塩水の濃度計算や仕事算、旅人算といった特殊算すべての土台となります。
典型的な連比の問題を見てみましょう。
「A : B = 3 : 4、B : C = 6 : 7 のとき、A : B : C を求めなさい。」
この問題を素早く正確に処理するための、連比の簡単な求め方における定石手順は以下の通りです。
- 共通する文字(架け橋)を特定する: 今回の場合は両方の比に含まれている「B」が架け橋です。
- 架け橋の数値を縦に並べて書く: A : B : C 3 : 4 6 : 7
- 架け橋となる数値の最小公倍数を求める: 4と6の最小公倍数は「12」です。
- Bが12になるよう、それぞれの比を何倍かして揃える: ・上の比(A : B)は全体を3倍 → 9 : 12
・下の比(B : C)は全体を2倍 → 12 : 14 - 合体させる: A : B : C = 9 : 12 : 14
さらに、進学塾の現場で中学受験 算数 比の裏ワザとして伝授されているのが「N字がけ(たすきがけ)」と呼ばれる暗算テクニックです。数値を並べた状態で、左上×左下(3×6=18)、右上×左下(4×6=24)、右上×右下(4×7=28)とNの字を描くように掛け算し、「18 : 24 : 28」を作った上で全体を2で割って「9 : 12 : 14」を導き出します。最小公倍数を探す手間すら省けるため、1秒を争う入試本番で圧倒的な威力を発揮します。
また、最初から「1/2 : 1/3 : 1/4」のように3つの比を簡単にする分数の問題が出た場合は、2つの比のときと全く同じです。3つの分母(2、3、4)の最小公倍数である「12」を3つの項すべてに掛け合わせます。(1/2 × 12) : (1/3 × 12) : (1/4 × 12) =「6 : 4 : 3」。項が何個に増えようとも、基本ルールは一切揺らぎません。