沢田研二『Tokio』衣装の全貌|パラシュートの重さや電飾の仕組み・製作費の真相

話題沸騰中の 沢田研二『Tokio』衣装の全貌|パラシュートの重さや電飾の仕組み・製作費の真相について、主要な情報をご紹介しています。

視覚的なアヴァンギャルドを精神面から支えたのが、コピーライター・糸井重里氏による作詞と、加瀬邦彦氏(作曲)・東海林修氏(編曲)によるシンセサイザーを大胆に取り入れたスペクタクルな音作りでした。

「空を飛ぶ 街が見える」「TOKIOが太平洋を飛ぶ」というフレーズは、1970年代のフォークや四畳半ソングが描いた哀愁を吹き飛ばし、1980年代という新しいディケイド(10年)の幕開けを象徴する都市宣言でした。当時、漢字の「東京」ではなくアルファベットの「TOKIO」と表記させたこと自体が極めて未来的であり、急速にハイテク化していくメガロポリス・東京のエネルギーを具現化していました。

パラシュートという「空から降下するための道具」を背負いながら、「街を飛び越えて上昇する」というパラドックスを歌うジュリー。早川タケジの衣装と糸井重里の言葉が見事に合体したことで、『TOKIO』は単なる歌謡曲を超え、ひとつの時代精神(ツァイトガイスト)となったのです。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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