熊本名物「北熊ラーメン」の全貌!濃厚鶏白湯と無料キムチの真相
熊本名物「北熊ラーメン」の全貌!濃厚鶏白湯と無料キムチの真相の重要ポイントをご紹介します。最新トレンドが詰まっています。
熊本の地で昭和61年(1986年)に産声を上げた支那そば北熊は、当時の九州ラーメン界において極めて異端の存在でした。重厚な豚骨とニンニクチップが主流だった環境下で、創業者がこだわり抜いたのは「鶏ガラと香味野菜だけで極限のコクを絞り出す」という独自路線です。
寸胴鍋で長時間の攪拌を繰り返しながら炊き上げられるスープは、動物性の臭みを完全に排しつつ、骨の髄と野菜の甘みが乳化しきった黄金色のポタージュ状に仕上がります。ひと口含むと舌の上を包み込むような濃厚なとろみがありながら、後味は驚くほど軽やかです。この「濃厚なのに胃もたれしない」独自のテクスチャーが、濃厚民族である熊本のラーメン通だけでなく、脂っこい豚骨が苦手なファミリー層やシニア層の胃袋を瞬く間に掴みました。
この特製スープを受け止めるのが、鮮やかな黄色が目を引く多加水の熟成たまご縮れ麺です。九州特有の低加水ストレート細麺とは対照的に、強いコシと縮れを持つ麺がスープをごっそりと持ち上げ、すするたびに小麦の香りとスープの旨味が口いっぱいに広がります。