2026年、日本の森を侵食する「美しき侵略者」。ソウシチョウの鳴き声が告げる生態系危機のいま
2026年、日本の森を侵食する「美しき侵略者」。ソウシチョウの鳴き声が告げる生態系危機のいまの見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。
ソウシチョウの鳴き声は、非常に複雑でバリエーションが豊富だ。「フィロフィロ」「ピョーピョー」と濁りのない澄んだ声で、テンポ速くさえずる。ウグイスの「ホーホケキョ」のような定型パターンではなく、アドリブのように次々と音色を変えるのが特徴だ。
同じ特定外来生物であるガビチョウも大きな声で鳴くが、ガビチョウは他の鳥の物真似を交ぜた少し騒がしい鳴き方をする。これに対し、ソウシチョウはよりメロディアスで、一瞬「素晴らしい野鳥の声だ」と錯覚してしまうほど美しい。この美しさが、問題の深刻さを覆い隠してしまう要因にもなっている。