完成間近で白紙に…ル・サンク小石川後楽園の現在と裁判の真相
完成間近で白紙に…ル・サンク小石川後楽園の現在と裁判の真相の要点や背景をコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。
Q1:なぜ建物の完成直前まで違法性が見逃されていたのですか?
A1:民間の指定確認検査機関が一度は建築確認を出したため、事業者側は適法であるとして工事を強行しました。行政の建築審査会による審査請求手続きには工事を法的に止める執行停止効がなかったため、審査と並行して工事が完成間近まで進んでしまったことが原因です。
Q2:購入した人たちへの金銭的補償はどうなりましたか?
A2:最高裁で建築確認の取消が確定した後、売主側から全契約者に対して契約解除通知が出されました。支払済みの手付金の返還に加え、売買契約書に基づく所定の契約解除違約金(売買代金の約20%相当)などが補償として支払われました。
Q3:なぜ建物を一部直して再利用することはできなかったのですか?
A3:避難階に指定されていた地下2階部分の避難経路(階段および通路)を現行基準に適合させるためには、すでに完成した建物の主要構造部を大規模に破壊・再構築する必要があり、耐震性の維持や経済的な観点から現実的ではないと判断されたためです。