帽子の洗い方完全決定版!型崩れ・黄ばみを防ぐプロ直伝のケア術
今注目を集めている 帽子の洗い方完全決定版!型崩れ・黄ばみを防ぐプロ直伝のケア術について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。
洗浄作業へ入る前に、手持ちの帽子が家庭での水洗いに耐えうる構造をしているかを冷静に見極めなければなりません。確認を怠って水に沈めてしまえば、どんなに丁寧な手洗いを行っても元には戻らないリスクが存在します。
まずチェックすべきは内側のタグにある洗濯表示マーク確認です。桶に水が入ったマークに「手洗い」や「30度以下の水温」が示されていれば、自宅での水洗いが可能です。一方で、桶に「×」印がついた家庭洗濯NGマークがある場合、原則として水洗いは推奨されません。ただし、家庭洗濯NGマークがついていても、素材がポリエステルやコットン100%であれば、後述する慎重な手洗いでケアできるケースも多々あります。
それ以上に致命的な判断基準となるのが、つばの芯材と注意点です。現在流通している多くのスポーツキャップやアウトドアブランドのハットには、水に強いポリエチレンなどのプラスチック芯が採用されています。しかし、1990年代以前のヴィンテージキャップや、一部のクラシックなベースボールキャップには、「厚紙(ペーパー芯材)」が内蔵されている事例が少なくありません。紙芯の帽子を水に浸すと、芯材が水分を吸ってドロドロに崩れ、乾燥しても二度と元の硬直した形状を維持できなくなります。
芯材を見分ける方法はシンプルです。つばの先端を指先で軽く弾いた際、プラスチック特有の「パチッ」という高い反発音と弾力があればプラスチック芯の可能性が高いと判断できます。対して、鈍い感触でしなやかさがなく、曲げたときにパキッと折れそうな感触があるものは紙芯の疑いがあります。紙芯が疑われるヴィンテージ品や、型崩れが命取りとなるウールフェルトハット、天然の麦わら帽子(ストローハット)は、丸洗いを避け、固く絞った濡れタオルによる拭き取りケアに留めるのが賢明です。