8時間寝ても眠い決定的な原因は?だるさの正体と睡眠負債の最新解消法
8時間寝ても眠い決定的な原因は?だるさの正体と睡眠負債の最新解消法についての最新情報をお届けします。
Q1:8時間寝ているのに朝起きられないのは、単なる意志の弱さや甘えでしょうか?
A1:断じて甘えではありません。8時間という時間は単に「横たわっていた時間」を示しているに過ぎず、深いノンレム睡眠が阻害されていれば、脳は生理学的に睡眠不足のままです。また、特発性過眠症や睡眠時無呼吸症候群、うつ症状、重度の鉄欠乏(隠れ貧血)などが背後に存在する場合、気合いで解決することは不可能です。自分を責める前に、客観的な体調と睡眠環境を疑ってください。
Q2:日中に強烈な眠気が襲ってきたとき、カフェイン以外で即効性のある対策はありますか?
A2:有効なのは「冷水での手洗い」「息を吸いながら肩をすくめて一気に落とすストレッチ」「冷たい換気空気を吸うこと」です。眠気は深部体温が低下し、副交感神経が優位になったときに発生します。冷たい水で顔や手を冷やすと三叉神経や迷走神経が刺激され、瞬時に交感神経が励起されます。また、立ち上がってフロアを歩行するだけでも、下半身の筋肉ポンプが働いて脳への血流が増加します。
Q3:睡眠外来(睡眠クリニック)を受診する場合、費用や診察の流れはどうなっていますか?
A3:睡眠外来の初診は多くの場合、健康保険が適用されます。初診時の問診、スクリーニング検査、血液検査などで3,000円〜6,000円程度(3割負担の場合)が一般的な目安です。睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は自宅で行う簡易検査装置(数千円程度)が処方され、さらに精密な検査が必要と判断された場合は1泊の終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG検査:保険適用で1万5,000円〜3万円程度)へ進みます。受診の際は、日頃の睡眠記録(就寝時間・起床時間・眠気の強さのメモ)を持参すると診察が非常にスムーズです。