ランニング前の食事は何分前が正解?横腹が痛む理由と最強メニュー

ランニング前の食事は何分前が正解?横腹が痛む理由と最強メニューの疑問点について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

ランニング前の食事時間を考える上で、生理学的な最優先事項となるのが胃の排出時間(胃内容排出能)です。胃の中に食べ物が残った状態で走り始めると、上下の激しい振動によって消化器官が揺さぶられ、不快感や吐き気、差し込み痛を引き起こします。

日本スポーツ栄養学会や各研究機関の臨床データによると、炭水化物主体の軽食であれば胃を通過するのに約2時間〜3時間、脂質や肉類を多く含む食事では4時間〜5時間以上を要します。走る時間から逆算したタイムスケジュールを組み立てることが、失敗を防ぐ絶対条件です。

摂取タイミングおすすめの食事メニュー消化・吸収にかかる時間走力への影響・注意点3時間〜4時間前白米、うどん、カステラ、蒸しパン(低脂質メニュー)約180分〜240分筋グリコーゲンを満タンにする理想的なタイミング。脂質は徹底排除する。1時間〜2時間前おにぎり(梅・鮭)、バナナ1本約60分〜90分固形物を口にできる限界ライン。よく噛んで咀嚼し、消化管の負担を減らす。30分前〜直前エネルギーゼリー飲料、マルトデキストリン液約15分〜30分固形物は厳禁。胃滞留時間の極めて短い液体・半流動体のみを摂取する。

特に見落とされがちなのが、食事から運動開始までの時間差による「インスリンショック(反応性低血糖)」です。走る直前45分〜1時間前に砂糖たっぷりの清涼飲料水や高GIの固形物を中途半端に摂取すると、急上昇した血糖値を下げるためにインスリンが大量分泌され、走り始めと同時に急激な脱力感や倦怠感に襲われます。直前であればあるほど、吸収速度と浸透圧が調整された製品選びが不可欠です。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest