就職・復職で挫折する決定打とは?職業準備性ピラミッド5段階の鉄則

就職・復職で挫折する決定打とは?職業準備性ピラミッド5段階の鉄則とはどのようなものなのか? 背景や要点を整理してお届けします。

ネット上やSNSのインフルエンサー界隈では、「障害があってもWebデザインやプログラミングを学べば在宅で高収入が得られる」「人付き合いが苦手ならスキルで黙らせればいい」といった言説がしばしば散見されます。しかし、就業支援のプロから見れば、これは極めて危険な幻想にすぎません。

在宅ワークであっても、業務の基本は「納期を守る」「テキストで適切な進捗報告を行う」「トラブル時に即座にSOSを出す」という、第3段階の対人スキルと労働習慣の上に成り立っています。むしろ、オフィス勤務のように周囲の目が届かない在宅勤務こそ、生活リズムが乱れやすく、孤独感から第1段階・第2段階の自己管理能力が試される過酷な環境です。スキルさえあれば人間関係や体調管理から逃れられるという論理は、現場では通用しません。

もう一つの深刻な誤解は、「自分は体調が悪いけれど、面接では隠し通して受かった後に考えればいい」という隠蔽志向です。採用選考で取り繕うことはできても、週5日・1日8時間の労働が始まれば、隠していた生活の歪みは数週間で必ず露呈します。企業側からすれば、体調の波を隠して突然倒れられることが最大の業務リスクです。自身の体調の癖をオープンにし、「私は低気圧の日に頭痛が出やすいですが、頓服を服用して30分休めば復帰できます」と客観的に対処法を提示できる人こそ、企業にとって最も採用しやすい人材なのです。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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