日本で一番高い山は富士山!知られざる2位・3位と幻の日本一の真相
日本で一番高い山は富士山!知られざる2位・3位と幻の日本一の真相にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。
日本の屋根として君臨する富士山の最高到達点は、山頂火口を取り囲むお鉢巡りルート上にある富士山 剣ヶ峰の標高(現在3,775.51m、四捨五入で3,776m)です。国土地理院が設置した二等三角点の標高改定や電子基準点の高精度観測を経てもなお、この圧倒的な孤高の数値は揺らいでいません。
一方で、多くの人が立ち止まるのが「では、2位と3位はどこなのか?」という疑問です。日本で2番目に高い山は、山梨県南アルプス市に位置する南アルプスの盟主・北岳(きただけ:標高3,193m)です。富士山との標高差は583mあり、日本屈指の急峻な岩壁「北岳バットレス」を擁する名峰として、アルピニストから絶大な敬意を集めています。
さらに興味深いのが「日本で3番目に高い山」を巡る事実です。かつては北アルプスの奥穂高岳(おくほたかだけ:標高3,190m)が単独3位とされていましたが、2014年4月に国土地理院が衛星測位技術(GNSS)による全国の山岳標高改定を実施した結果、南アルプスの間ノ岳(あいのだけ)の標高が1m引き上げられて3,190mとなりました。これにより、現在は北アルプスの奥穂高岳と南アルプスの間ノ岳が、3,190mで同率3位として肩を並べています。