草鹿やちるの正体と消えた理由|更木剣八の斬魄刀「野晒」と結末の真相
草鹿やちるの正体と消えた理由|更木剣八の斬魄刀「野晒」と結末の真相の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。
ネット上のコミュニティやSNS上では、連載当時から現在に至るまで「草鹿やちるは戦死したのか」「グレミィ戦の代償として命を落としたのではないか」という疑問が度々取り沙汰されてきました。しかし、作中の公式設定および原作者の言及を踏まえると、彼女は決して「死亡」したわけではありません。
死神における「死」とは肉体や魂魄の崩壊を意味しますが、やちるの場合は前述の通り「斬魄刀の精神が刀そのものへと戻った」状態にすぎません。事実、ジェラルド戦において剣八が窮地に陥った際、彼女は思念体として明確に現れ、剣八の肉体を鼓舞して卍解を強制発現させています。その際、力を解放しすぎた剣八の肉体が崩壊しかけたときには「ちょっと力を出しすぎちゃった」と悔やむような声をかけており、彼女の魂の意思は完全に生き続けていました。
決戦から10年が経過した最終回(原作第686話)および、その後の世界を描いた読み切り『獄頤鳴鳴篇(ごくいめいめいへん)』において、十一番隊の副隊長は斑目一角が引き継ぎ、三席には綾瀬川弓親が着任しています。やちるが物理的な副隊長の座に戻ることはありませんでしたが、十一番隊の隊舎ややちるの部屋はそのまま保存され、隊士たちの記憶と剣八の腰にある「野晒」の刀身の中に、彼女は確実に存在し続けています。