カトリックとプロテスタントの決定的な違いとは?教皇・ミサ・歴史の真相
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キリスト教を大別する際、最大の軸となるのがカトリック教会とプロテスタントの教理的な違いです。16世紀のルターらによる宗教改革を契機に分派した歴史的背景がありますが、その差異は組織構造から礼拝様式、聖職者の呼称に至るまで多岐にわたります。
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まず指導者の位置づけにおいて、カトリックでは使徒ペトロの後継者とされるローマ教皇の至高の権威を認め、全世界の教会がバチカンを頂点とする単一のヒエラルキーで結ばれています。対してプロテスタントは教皇の絶対権を認めず、各教派や個々の教会が独自の運営方針を採る分権的な形をとっています。
指導者を表す呼称も明確に異なり、カトリックでは「神父(司祭)」と呼ばれ独身制が厳格に義務付けられる一方、プロテスタントでは「牧師」と呼ばれ結婚が認められているケースが大半です。また、聖母マリアの崇敬に関しても、カトリックでは「神の母」として神への執り成しを願う崇敬の対象(※礼拝の対象である三位一体の神とは明確に区別)としますが、プロテスタントではマリアを「信仰の模範となった一人の女性」と捉え、崇敬行為は行いません。
使用する経典にも特色があり、カトリック教会の聖書には旧約聖書46巻・新約聖書27巻の計73巻が含まれ、プロテスタントが外典とする「続編」7巻を正典として認めている点も大きな相違点です。