木村庄之助と式守伊之助の違いとは?立行司の序列・短刀と切腹の真相
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長期にわたる空位に終止符を打ち、2026年1月場所に約9年ぶりの最高位復活を果たしたのが第38代木村庄之助です。
第38代木村庄之助(本名:今岡英樹、出雲市出身、高砂部屋)は、1975年の初土俵以来、半世紀近くにわたって土俵を見つめ続けてきた名行司です。第11代式守勘太夫を経て2019年1月場所に第41代式守伊之助へ昇格。伊之助時代には幾度かの試練を乗り越えながら重責を果たし、満を持して第38代木村庄之助を襲名しました。安定感ある土俵裁きと落ち着いた美声で土俵を引き締め、満65歳を迎えた2026年9月場所をもって惜しまれつつ定年引退を迎えました。
【昭和後半〜平成・令和の主な歴代木村庄之助一覧】
・第27代木村庄之助(昭和の名行司、栃若・柏鵬時代を裁く)
・第28代木村庄之助(端正な土俵裁きで知られた名職人)
・第29代木村庄之助(ハキハキとした掛け声でファンを魅了)
・第30代木村庄之助(若貴ブームの熱戦を厳格に裁き抜く)
・第35代木村庄之助(長年木村和一郎として親しまれた実力派)
・第36代木村庄之助(落ち着いた風格で土俵を統率)
・第37代木村庄之助(2015年引退、以降9年間の空位へ)
・第38代木村庄之助(2026年に空位を解消し名跡を継承、同年9月定年)
第38代の定年退職に伴い、日本相撲協会は三役格から昇格した新・式守伊之助(第42代)を中心とした新たな立行司体制へと舵を切りました。2026年現在の大相撲においても、伝統の名跡を巡る厳格な評価と世代交代のドラマが静かに、そして熱く土俵裏で繰り広げられています。