大関陥落はなぜ起きる?カド番の仕組みと10勝での特例復帰を徹底解説

大関陥落はなぜ起きる?カド番の仕組みと10勝での特例復帰を徹底解説について知っておくべき 注意点を分かりやすく解説いたします。

大関陥落の歴史のなかで、相撲史に永遠に刻まれる最大の奇跡を起こしたのが第73代横綱・照ノ富士です。

平成27年(2015年)に23歳の若さで大関に昇進した照ノ富士は、将来の横綱候補として嘱望されていました。しかし、両膝の前十字靭帯断裂や半月板損傷、さらには糖尿病やC型肝炎といった内科的疾患が重なり、大関から転落。その後も白星を挙げられず、関脇、小結、平幕、十両、幕下、そして序二段(西序二段48枚目)まで番付を転落させました。

引退すら考えた極限の絶望から師匠の支えを受けて再起を決意した照ノ富士は、過酷なリハビリと相撲の改造に着手。序二段から各段優勝を重ねて驚異的なスピードで幕内へ返り咲くと、2021年春場所後に大関へ再昇進を果たしました。特例復帰ではなく、正規の昇進基準を満たしての大関復帰は極めて異例です。さらにその年の秋場所後には第73代横綱へと昇進を遂げ、土俵の頂点へ登り詰めました。大関陥落から序二段まで落ち、そこから横綱へ昇進した力士は相撲界の歴史において照ノ富士ただ一人です。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest