相鉄線特急の停車駅は?Jr東急直通の罠と乗り間違えを防ぐ全知識
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相鉄線の鉄道ファンや沿線住民の間で長年議論の的となっているのが、相鉄いずみ野線特急復活に関する是非です。
2014年の特急新設時、いずみ野線系統にも日中を中心に特急が毎時1〜2本設定されていました。当時の停車駅は「横浜・二俣川・いずみ野・湘南台」。南万騎が原、緑園都市、弥生台、いずみ中央といった住宅街の駅を通過し、横浜〜湘南台間を最速24分で結ぶという触れ込みでした。
しかし、蓋を開けてみると利用実績は極めて低調でした。いずみ野線はニュータウン路線であり、乗客の多くは途中の緑園都市や弥生台などの各駅に分散しています。特急が止まるいずみ野駅周辺に巨大な商業集積があるわけでもなく、終点の湘南台駅では小田急江ノ島線や横浜市営地下鉄ブルーラインとの競合に晒されました。結果として「特急はガラガラ、直前直後の各駅停車がすし詰め」という極端なアンバランスが生じ、相鉄は2019年のJR直通線開業ダイヤ改正でいずみ野線の特急を全面廃止に追い込まれました。
公式発表資料や近年の輸送改善施策を振り返ると、相鉄はいずみ野線について「特急による通過駅の切り捨て」ではなく、「東急直通列車による都心直通利便性の向上」へと舵を切ったことが分かります。現在、いずみ野線には東急目黒線・東横線へ直通する各駅停車や通勤特急が手厚く配置されており、速達性よりも乗り換えなしで都心へ行ける付加価値が優先されています。利用実態に即したダイヤ編成という観点から、日中のいずみ野線特急が復活する可能性は当面の間極めて低いとみられます。