大部屋俳優の過酷な実態と給料|斬られ役から大スターへの成功秘話
大部屋俳優の過酷な実態と給料|斬られ役から大スターへの成功秘話の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。
大部屋俳優とは、大手映画会社(東映、松竹、大映、東宝など)の撮影所に所属し、個別の楽屋ではなく大人数用の「大部屋」を控室としてあてがわれていた専属俳優を指します。
しばしば一般の通行人などを演じるエキストラと混同されますが、その実態は大きく異なります。エキストラが特別な技術を要さない群衆シーンの背景であるのに対し、大部屋俳優は専門的な演技訓練や殺陣・日本舞踊・乗馬などの技能を習得したプロフェッショナルです。通行人から店の番頭、捕り方、悪代官の配下、さらには数行のセリフを伴う端役まで、現場のあらゆる隙間を埋める重要な戦力として重宝されました。
専属契約を結んでいるため、他社の作品に勝手に出演することは原則として許されず、撮影所という閉じたピラミッド社会の中で徹底的な縦社会と師弟関係を叩き込まれました。