東芝が買収された理由とは?上場廃止の真相と2026年現在の姿
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経営危機を乗り切るため、かつてコングロマリットと呼ばれた東芝は主要事業を次々と切り売りしてきました。主要な売却案件と東芝本体のスキームを整理したデータが下表です。
事業分野・子会社売却先・受入先売却時期・取引規模編集部の見解・現在の状況白物家電
(東芝ライフスタイル)美的集団(マイディア)
(中国)2016年売却
約537億円東芝ブランドは40年間維持。マイディアの資金力とサプライチェーンを活用し、黒字転換に成功。映像・テレビ
(旧東芝映像ソリューション)海信集団(ハイセンス)
(中国)2018年売却
約129億円「TVS REGZA」として存続。高画質映像エンジンの開発を続け、国内テレビ市場シェアトップ争いを演じる。半導体メモリ
(キオクシアHD)ベインキャピタル主導
日米韓企業連合2018年売却
約2兆円(東芝は約4割再出資)かつての稼ぎ頭NAND型フラッシュ。東芝本体は持分法適用関連会社として一部株式を保有継続。パソコン事業
(旧東芝クライアントソリューション)シャープ
(台湾・鴻海傘下)2018年売却
約40億円世界初のノートPCを世に出した名門「Dynabook」は、シャープの完全子会社として事業を継続。東芝本体
(インフラ・発電・デバイス等)日本産業パートナーズ(JIP)
主導の国内連合2023年12月上場廃止
買収総額 約2兆円「東芝」の社名・組織を存続させたまま非公開化。株主内紛に幕を引き、インフラと半導体を軸に再建中。