エクセル片対数グラフの作り方徹底解説!0やマイナスの対処法と近似曲線
今注目を集めている エクセル片対数グラフの作り方徹底解説!0やマイナスの対処法と近似曲線について、詳しいまとめをご紹介しています。
片対数グラフを作成する最大のメリットは、曲線を描いていた指数的推移を「直線」として扱い、定量的な予測式(回帰式)を導き出せる点にあります。
Excel上で散布図のデータポイントを右クリックし、「近似曲線の追加」を選択します。作業ウィンドウで「指数近似」を選択し、下部にある「グラフに数式を表示する」および「グラフにR-2乗値を表示する」にチェックを入れます。これにより、以下のような形式の近似式が瞬時に算出されます。
y = A · e^(B · x) (または y = A · 10^(k · x))
グラフを描かずにシート上の計算式だけで傾きや係数を求めたい場合は、セル関数を直接活用するのがプロの実務テクニックです。縦軸 $y$ の自然対数を取った上で直線回帰を行うため、傾き $B$ は =SLOPE(LN(Y範囲), X範囲)、切片 $\ln(A)$ は =INTERCEPT(LN(Y範囲), X範囲) で算出できます。初期値 $A$ は =EXP(INTERCEPT(LN(Y範囲), X範囲)) で復元可能です。
この傾き $B$ が正であれば「増加率」、負であれば「減衰率」を表し、半減期($T_{1/2}$)を求める際は $T_{1/2} = \frac{\ln(2)}{|B|}$ というシンプルな数式で即座に算出できます。