英国の味はまずい?フィッシュアンドチップスの真実と極上レシピ徹底解剖

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フィッシュアンドチップスの発祥と歴史は、19世紀半ばの産業革命期に遡ります。急速に発展した鉄道網が北海の新鮮な魚介をロンドンなどの大都市へ運び、安価で高カロリーな労働者のスタミナ源として定着しました。第二次世界大戦下の配給制度においても、国民の士気を支えるために配給制限から除外された唯一の国民食という歴史を持ちます。

本場イギリスで使われる白身魚の種類は、主に以下の2系統に分かれます。

  • コッド(Cod/大西洋マダラ):もっとも標準的で肉厚。大ぶりでふっくらとした身質とクセのない淡白な旨味が特徴。
  • ハドック(Haddock/モンツキダラ):イギリス北部で圧倒的な人気を誇る。タラよりも身が締まり、魚本来の甘みと風味が強い。
  • プレイス(Plaice/ツノガレイ):薄身で上品な味わい。繊細な食感を好む層に根強いファンを持つ。

また、本場に欠かせない付け合わせの代表格が「マッシーピース(Marrowfat Peasを煮崩した潰し豆)」です。エンドウ豆の素朴な甘みとほのかなミントの香りが、揚げ物の濃厚な後味を見事にリフレッシュさせます。近年では自家製タルタルソースやカレーソースを添えるスタイルも定着し、地域ごとのローカルなアレンジが親しまれています。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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