留守番中の愛猫を死なせない!専門獣医師が教える事故防止ガイド
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室内での留守番事故において、最も警戒すべき要因の一つが室温の急変だ。エアコンを稼働させて外出しても、落雷による停電やリモコンの誤作動で停止する事故が毎年のように発生している。高気密住宅では数時間で室温が40度近くまで上昇し、熱中症を引き起こす。猫は汗腺が足の裏にしかなく、体温調節が極めて苦手な動物だ。数時間の放置で多臓器不全に陥り、命を落とす危険性が跳ね上がる。
また、アニコム損害保険株式会社が公表する事故データでも目立つのが異物の誤飲・誤食である。紐や輪ゴム、包装用ビニール、さらには観葉植物の葉など、普段は何気なく置かれている小物が凶器と化す。腸管に紐が絡まる「線状異物」は、腸閉塞や穿孔を引き起こし、数時間単位で急速に容態を悪化させる。静かな部屋の中で誰にも気づかれないまま、愛猫は猛烈な苦痛と戦っているのだ。