芸能人の暴露本はなぜ騒がれる?歴代の衝撃告発と著者の現在

芸能人の暴露本はなぜ騒がれる?歴代の衝撃告発と著者の現在の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

暴露本を巡っては、インターネット上でまことしやかに語られる多くの誤解や都市伝説が存在します。その最たるものが、「暴露本に書かれている内容は、裁判を起こされていない以上、すべて真実である」という思い込みです。

実際には、実名を出された被害者側が「相手にこれ以上の宣伝材料を与えたくない」「法廷闘争になれば自らのプライベートがさらに世間に晒されて二次被害を受ける」と判断し、あえて提訴を見送るケースが少なくありません。「訴えられない=事実の証明」では決してないという点は、情報を見極める上で決定的な盲点です。

また、「著者が一人で書いた生の叫び」と信じ込まれがちですが、大半の暴露本には百戦錬磨のゴーストライターや編集者が介在しています。出版社側の商業的思惑により、読者の射幸心を煽るような過激な表現やセンセーショナルな見出しへと脚色されている危険性を常に考慮しなければなりません。活字になっているからといって無条件に鵜呑みにすることは、偏った言説に加担するリスクを孕んでいます。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest