味噌とは何か?腸活効果・赤白の違いを徹底解説
味噌とは何か?腸活効果・赤白の違いを徹底解説について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。
健康診断で減塩指導を受けると、真っ先に「味噌汁を控えるべきだ」と思い込む方が後を絶ちません。しかし、近年の疫学研究と生化学データは、この常識が明らかな誤認であることを示しています。
味噌汁1杯(味噌約12g使用)に含まれる食塩相当量は約1.2〜1.5g程度です。これは1日の目標塩分摂取量(厚生労働省「日本人の食事摂取基準」において成人男性7.5g未満、成人女性6.5g未満)の一部を占めますが、決定的なポイントは大豆由来の成分です。
味噌には、体内の余分なナトリウムを尿中へ排出させる「カリウム」が豊富に含まれています。さらに、共立女子大学や広島大学などの研究チームが発表した臨床データによると、味噌に含まれる大豆ペプチドには血圧を上昇させる酵素(ACE)の働きを阻害する作用があることが判明しています。食塩水を単独で摂取させたラットに比べて、同濃度の塩分を含む味噌を摂取させたラットでは血圧の上昇が有意に抑制されたという結果は、医学界でも大きな注目を集めました。具材にワカメやホウレンソウ、豆腐を組み合わせれば、カリウムとマグネシウムの補給効果がさらに高まり、血圧リスクを相殺することが可能です。