眼窩底骨折を放置するとどうなる?手術基準と後遺症の複視を徹底解説
眼窩底骨折を放置するとどうなる?手術基準と後遺症の複視を徹底解説についての最新情報をご紹介します。
Q1:受傷後、絶対にやってはいけないNG行動は何ですか?
A1:最も危険なのは「鼻をかむこと」です。骨折によって副鼻腔と眼窩がつながっているため、鼻をかむ圧力で鼻腔内の空気や細菌が目の奥に侵入し、眼球が突出する眼窩気腫や重篤な眼窩内感染症を引き起こす恐れがあります。受傷後数週間は鼻をすすらず、軽く拭き取る程度にとどめてください。
Q2:手術を受けるべき時期(リミット)はいつまでですか?
A2:組織の線維化や癒着が起きる前の「受傷後1週間〜最長2週間以内」がゴールデンタイムです。小児のトラップドア型骨折で徐脈・嘔吐がある場合は48時間以内の緊急手術が必要です。2週間を超えると筋肉が固まり、整復しても複視の改善率が著しく低下します。
Q3:完治するまでの全期間と、日常生活・運動への復帰目安は?
A3:デスクワーク等の一般的な日常生活は退院後数日で復帰可能です。ただし、骨の結合が安定するまでの約1ヶ月間は激しい運動や重い荷物の運搬を控える必要があります。サッカーやバスケットボール、格闘技など顔面に衝撃が加わる可能性のあるハードなスポーツ復帰には、術後2〜3ヶ月程度の経過観察が推奨されます。