何度直してもメガネがずれる原因と対策|プロが教える解消法

何度直してもメガネがずれる原因と対策|プロが教える解消法を詳しくリサーチ! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。

「自分の鼻が低いから落ちてくるのだ」と思い込んでいる方が少なくありません。しかし眼鏡作製技能士をはじめとするフィッティングの専門家への取材取材取材によると、鼻の形状そのものよりも、日々の取り扱いによるフレームの変形やパーツの経年劣化が引き金になっているケースが大半です。

まず疑うべきはメガネフレーム歪み直しが必要なレベルのテンプル(つる)の広がりです。日常的に片手でメガネを着脱していると、片側のヒンジ(丁番)ばかりに外向きの負荷がかかり、左右均等な側圧が失われます。頭部を挟み込むテンションが緩むと、下を向いただけで前方に滑り落ちる構造的な隙間が生まれます。

第2に、メガネがずれる原因として極めて多いのが、耳当て(モダン)のカーブ位置の不一致です。人間の耳の付け根の位置や高さは左右でミリ単位で異なります。耳の付け根のカーブとテンプルの曲げ込み開始位置が5ミリずれているだけでも、テンプルが耳をホールドできず、レンズの重みで前方へ滑落します。

第3に、鼻パッドの消耗と変形です。金属アーム(クリングス)タイプの鼻パッドは、メガネケースへの収納時や拭き掃除の圧力で徐々に外側へ開き、パッド面が鼻すじの斜面と面接触せず「線」や「点」でしか当たらなくなります。さらに樹脂製パッドは紫外線や皮脂を吸着して表面が硬化・平滑化し、摩擦抵抗が著しく低下します。

第4に、皮膚表面のコンディションです。皮脂分泌量が増える夏場や、暖房の効いた室内での長時間のPC作業では、鼻パッドと皮膚の間に皮脂膜が形成され、接触面の摩擦係数が著しく低下します。特に汗でメガネが滑る対策を講じていない場合、どれほど精密にフィッティングされたメガネであっても自重で滑落しやすくなります。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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