口唇ヘルペス初期の治し方|水ぶくれ前のピリピリ対処と市販薬選び
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ネット上の情報では「ヘルペスは水ぶくれがある時だけうつる」「症状が治まったらキスやタオルの共有をしても安全」といった誤認が散見されますが、ウイルス学的な実態は異なります。
初感染時の潜伏期間はおよそ2日〜12日(平均約4〜7日)と幅があり、感染してから数日〜数週間経ってから激しい症状が出ることも珍しくありません。さらに重要なのは、症状が全く出ていない平時であっても、唾液中に微量のウイルスが排出される「無症候性ウイルス排泄」が起こり得る点です。
当然ながら、水ぶくれができている活動期は感染力が極大化します。患部に触れた手で目を擦ると、失明のリスクを伴う「ヘルペス性角膜炎」を引き起こす危険があり、新生児や乳幼児、アトピー性皮膚炎の罹患者に接触すると広範囲に感染が広がる「カポジ水痘様発疹症」を誘発しかねません。かさぶた(痂皮)になって完全に乾燥・脱落するまでは、タオルやコップの共用を徹底して避け、アルコール消毒や石鹸による手洗いを徹底する必要があります。