キズパワーパッドを水ぶくれの上から貼るNg理由と正しい処置法

キズパワーパッドを水ぶくれの上から貼るNg理由と正しい処置法の重要ポイントをご紹介します。専門的な知識がチェックできます。

SNSやQ&Aコミュニティに寄せられる体験談を精査すると、「キズパワーパッドを貼ったら悪化した」と訴える声の多くに、2つの共通したパターンが見受けられます。

1つ目は「やけど(熱傷)でできた水ぶくれへの誤用」です。料理中の油はねやヘアアイロンで水ぶくれができた際、痛みを抑えようと貼ってしまうケースが目立ちます。しかし、やけどの水ぶくれは表皮だけでなく真皮層まで熱ダメージが及んでいる可能性(II度熱傷)が高く、見た目以上に組織が脆弱です。密封することで熱がこもり炎症が悪化するほか、広範囲の壊死組織に細菌が繁殖する絶好の温床となってしまいます。

2つ目は「浸出液と膿(うみ)の見極めミス」です。キズパワーパッドを貼ると、傷口の浸出液を吸って中央部が白くぷっくりと膨らみます。これは正常な治癒過程ですが、「白く膨らまない」「パッドの外側までドロドロした黄緑色の液体が漏れて悪臭がする」「患部の周りが赤く腫れてズキズキ痛む」といった兆候は化膿のサインです。化膿している傷を密閉すると、細菌が体奥深くまで侵入し、切開排膿が必要な事態に陥ることもあります。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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