魚へんの漢字全貌!寿司屋の定番から超難読・成り立ちの真相まで徹底解剖
魚へんの漢字全貌!寿司屋の定番から超難読・成り立ちの真相まで徹底解剖を詳しくリサーチ! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。
ここで、居酒屋や寿司屋での会話のネタにもなる魚偏難読漢字クイズに挑戦してほしい。初級から超上級まで全6問、直感と漢字のつくりの意味を手がかりに解いてみよう。
【第1問】「鰊」
ヒント:お正月の数の子の親魚。かつて北海道の日本海沿岸でニシン漁バブルを巻き起こした魚だ。
正解:にしん
解説:中国では東の海の小魚を意味した。日本では春先に産卵のため大群で押し寄せることから「春告魚(はるつげうお)」とも呼ばれる。
【第2問】「鰰」
ヒント:魚偏に「神」と書く。秋田県の郷土料理・しょっつる鍋には欠かせない冬の味覚。
正解:はたはた
解説:冬の雷が鳴り響く荒天の日に大群で沿岸に押し寄せることから、雷神の鳴き声「ハタハタ」にちなんでこの文字が作られた。日本生まれの国字である。
【第3問】「鰈」と「鮃」
ヒント:平たい白身魚の双璧。「左ヒラメに右〇〇」の言葉を思い出してほしい。
正解:かれい(鰈)/ひらめ(鮃)
解説:「葉」のように薄く平たいのが鰈、「平」らな魚そのものを表したのが鮃である。有眼側の向きだけでなく、漢字のつくりの情景にも注目したい。
【第4問】「鮟鱇」
ヒント:二文字とも魚偏。冬の鍋物の王様で、吊るし切りで解体される深海魚。
正解:あんこう
解説:字の形は中国から伝わった擬音語・擬態語に由来する。グロテスクな見た目とは裏腹に、肝をはじめ捨てるところがない美味として愛されている。
【第5問】「鱵」
ヒント:漢検1級クラス。細長い銀色の魚体で、下あごが針のように突き出ている。
正解:さより
解説:つくりにある「箴」は縫い針や諫める言葉を意味する。口先が針のように鋭く尖っている形態的特徴をそのまま文字に落とし込んだ究極の難読字だ。
【第6問】「鰾」
ヒント:魚そのものの名前ではなく、魚の体内にある重要な器官の名称。
正解:うきぶくろ
解説:魚が水中で浮力を調整するための空気袋を指す。魚偏でありながら個別の生物種ではなく体内器官を表す、非常に珍しい用例の一つである。