福岡のソウルフード「おきゅうと」とは?原料やところてんとの違いを解剖
福岡のソウルフード「おきゅうと」とは?原料やところてんとの違いを解剖の詳細について、専門知識を詳しくお届けします。
博多でおきゅうとが食べられるようになった起源には、いくつかの伝承が残されています。もっとも広く知られているのが、享保年間(1700年代)に起きた大飢饉の際、漁師が海藻から保存食を作り出し、多くの人々の命を救ったという説です。
この出来事から「救荒頭(きゅうこうと)」や「沖人(おきゅうと)」と名付けられ、それが転じて「おきゅうと」と呼ばれるようになったと言い伝えられています。
かつて昭和の博多では、早朝になると「おきゅうと〜、おきゅうと〜」と呼び声を上げながら売り歩く行商人の姿が名物風景でした。時代が移り変わった現在でも、博多の歴史と庶民の知恵を象徴する食文化として受け継がれています。