戦後総理大臣一覧と激動の真相|最長政権と最短54日の内幕
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日本の戦後政治は、1945年8月17日に親任された東久邇宮稔彦王内閣から幕を開けました。皇族を首班に据えることで敗戦の混乱を抑え込もうとしたこの内閣以降、日本は占領統治、独立回復、高度経済成長、冷戦構造の崩壊、そして激動の連立政権期へと移り変わっていきます。首相官邸の歴代内閣公式記録をたどると、その時代ごとの国家課題が克明に浮かび上がります。
戦後復興を主導した吉田茂が「サンフランシスコ平和条約」と「日米安全保障条約」に調印して西側陣営への復帰を確定させると、1955年の保守合同によって自民党が誕生し、いわゆる「55年体制」が確立しました。ここから岸信介による安保改定、池田勇人の「所得倍増計画」、佐藤栄作の「沖縄返還」へとバトンが渡され、自民党単独政権による長期安定と高度成長の果実を国民が享受する黄金期が続きます。
しかし、平成に入ると冷戦終結とともに政治改革の波が押し寄せ、1993年には細川護煕内閣が誕生して非自民連立政権が樹立。その後、小泉純一郎内閣による「構造改革」と郵政解散、2009年の民主党への歴史的政権交代(鳩山・菅・野田内閣)、そして2012年末の自民党奪還から始まる第2次安倍政権による安定期と、振り子のように激しく揺れ動いてきました。