トマトの芯止めをしないとどうなる?収穫量を最大化する段数と正しい切り方
トマトの芯止めをしないとどうなる?収穫量を最大化する段数と正しい切り方についての疑問解決ガイドを徹底解説します。
芯止めにおいて最もミスが発生しやすいのが「切断する位置」です。園芸初心者にありがちな失敗として、「最上段の花房のすぐ上」をハサミで切り落としてしまうケースが挙げられます。
正しい摘心の基本手順は以下の通りです。
【正しい切り方のステップ】
- 目標の段数にある花房を確認する:(例:大玉なら4段目の花房、ミニなら6段目の花房)
- 花房の上にある「本葉」を2枚数える:花房のすぐ上から生える本葉を1枚、2枚と確認する。
- 2枚目の本葉のすぐ上で主枝を切断する:花房の直上ではなく、必ず本葉を2枚残してその上をカットする。
- 切り口の乾燥と消毒:晴天の午前中に作業を行い、清潔な剪定バサミを使用する。切り口を速やかに乾かすことで灰色かび病などの病原菌侵入を防ぐ。
なぜ「本葉を2枚残す」必要があるのか。これには2つの明確な理由があります。第1に、残した本葉が活発に光合成を行い、直下にある最上段の花房へ直接エネルギーを供給する「転流ポンプ」の役割を果たすためです。第2に、強烈な直射日光がむき出しの花房に当たるのを防ぎ、高温障害や果実の日焼け(白化)を防止するためです。この2枚があるかないかで、最上段の収穫率が劇的に変わります。