注水すすぎとは?ためすすぎとの違いや水道代の差・正しい設定を解説
注水すすぎとは?ためすすぎとの違いや水道代の差・正しい設定を解説について徹底解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。
水道代が上がるにもかかわらず、注水すすぎという機能がすべての洗濯機に搭載され続けているのには明確な理由があります。それは、ためすすぎでは落としきれない汚れや蓄積リスクが存在するからです。
スポーツウェアや作業着から生じる「泥汚れ・汗のニオイが落ちない理由」は、繊維の奥深くに不溶性の微粒子や皮脂タンパクが絡みついていることに加え、すすぎ工程で排出しきれなかった界面活性剤が再付着している点にあります。水が滞留する「ためすすぎ」では、水中に溶け出した汚れが再び衣類へ吸着する「再汚染」が起きやすくなります。
具体的に注水すすぎを選ぶべきシチュエーションは次の通りです。
1. 部活動やアウトドアの泥汚れ・砂汚れ:水流とともに不溶性の粒子を槽外へ押し流す必要があります。
2. 厚手の毛布・タオルケット・パーカー:生地の内部に水分と洗剤を溜め込みやすいため、給水を続けながらの強い水流が不可欠です。
3. 部屋干し臭が気になり始めたタオル類:蓄積した洗剤カスは雑菌(モラクセラ菌など)のエサになるため、注水すすぎで繊維をリセットします。
4. 規定量以上の洗剤を誤って投入してしまった時:過剰な泡立ちはセンサー誤作動や排水不良の原因となるため、注水ですばやく洗い流すのが鉄則です。